恋愛体質で狙った獲物を余さず獲得するような女子を「肉食系女子」と呼びますが、以前はあくまでイメージの上での呼称でした
しかし、科学の進化と共に「女らしさ」と「肉食」のつながりが明らかとなって、美容のためには野菜に偏った食生活よりも、むしろ積極的に肉を食べるべきという事が判ってきたのです。
肉食がどのように女性の女らしさを作るのか、ご紹介しましょう。
生物が身体の健康を保持するためにはビタミンやミネラルが不可欠です。
それはどんな生物にも当てはまる条件で、野生の肉食獣であっても同じことが言えます。
野菜を消化できないため肉しか食べないライオンやチーターは、いったいどのようにして必須栄養素を取り入れているのでしょうか?
主要なビタミン・ミネラルを含むのは野菜が中心と思っていらっしゃる方が
多いかも知れませんが、実はそれが間違いなのです。
肉には代謝に必要なたんぱく質、鉄分、ビタミンA、ビタミンB6、ナイアシンを含む
ビタミンB群などが豊富に含まれています。
そのため、鮮度の高い肉を食べる肉食獣は野菜を食べるよりも効率よくビタミン類を
摂取していると考えられます。
人間の場合はより広範囲な栄養素が必要ですので、もちろん肉を食べるだけでは栄養
バランスは成立しません。
ですが、抗酸化力の強いビタミンAや、皮膚に大事なビタミンB6、ビタミンB群に
関しては、少なくとも肉を積極的に食べる方が容易に理想の量を確保できるでしょう。
シミ、シワ、たるみ等の老化現象を予防するには、これらの栄養素が不可欠です。
日本では最高級の牛肉と言ったら、アブラが大部分を占める「霜降り」です。
柔らかさと、熱でサラサラと溶けるうまみが日本独自の感性で「至上のグルメ」と位置付けてしまったために、「高級肉」は「霜降り」であるという図式が成り立っています。
こういった食文化が「肉は太る」という誤解を生んでしまいました。
脂身の少ない赤身肉には脂肪分が少なく、美容のために必要な栄養が詰まっています。
主成分であるタンパク質が筋肉の原料となり、さらには脂肪を燃やす「カルニチン」や、脳神経に働きかけてイライラを鎮めてくれる「トリプトファン」という成分を含むため、赤身肉食は美容と共に心身の健全化を助けてくれるでしょう。
ビタミンB6がエネルギー代謝を高めて疲労回復を支えてくれるので、活力ある毎日を
送るためにも役立つはずです。
肉食は有効な栄養源として、おすすめします。